2位の須田亜香里 AKBグループに「世間は興味がない」危機感訴える
「第10回AKB48グループ世界選抜総選挙」(16日、ナゴヤドーム)
SKE48の須田亜香里(26)が自己最高の2位に入った。3位がHKT48の宮脇咲良(20)と発表されると、自身の2位以上が確定し、驚いた顔を見せたが、すぐに笑顔で喜んだ。昨年の6位からの大躍進。
「2位をいただくことができました。ありがとうございます。本当に私が一番ビックリしています」と話した後、AKBグループの人気、知名度について、真剣な表情で危機感を訴えた。
この1年で、バラエティーなどのメディアに多数出演するようになった須田。ソロでメディアに出演する中で気付いたこと、として「世間の皆さんは、私たちが思ってる以上に、48グループに興味がないということです」と訴えた。
須田は会場を見渡し、「こんなにも皆さんが熱く応援してくれるのに、こんな私でも見てくれる心の清い人たちがいるのに、何でこんなにも伝えられないんだろう、ってもどかしい」と吐露。テレビに出演すると、AKBという看板ではなく、「あなたは何ができますか」「あなたは何を伝えられますか」とグループのメンバー、としてではなく、“個性”を求められることを明かした。
その上で「今こそ、一人一人が個性を出していって、48グループの旗を掲げて闘っていく時だと思います。一人一人、個性を出すことを恐れずに、頑張っていけたらと思います」と力強く呼びかけた。