松本人志、レスリング栄氏「たぶん、パワハラした感覚ない」
タレントの松本人志が17日、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演。パワハラ問題で日本レスリング協会の強化本部長を辞任した栄和人氏について言及した。
栄氏は五輪4連覇を達成した伊調馨らへのパワーハラスメント行為が認定され、14日に会見。「コミュニケーション不足」などと説明したことに、松本は「フォローするつもりないですよ。謝るタイミングもおかしいし、本当にちゃんと謝ってない感じもしますよ」とした。
栄氏の言動について「正直なことなんでしょう。パワハラした人って、おれパワハラしたぜって思ってない。たぶん、パワハラした感覚ない。本人にしたら、これが本音なんでしょうけど」と、推測した。
伊調ら被害者への直接謝罪をしていないことに、「記者会見するなら、うそでもやっぱりちゃんと謝るしかないよね。何よりも本人に謝っていないのが論外」と首をひねった。
一方、世の中でパワハラやセクハラ問題が取り沙汰されることが多いことにも触れ、「僕なんかもおっさんで、それなりに立場もある。パワハラ、セクハラ言われたら終わりですね。『何もしてない』って証拠を見せられない。『私はあれが嫌でした』って言われたらセクハラになっちゃうし、ため息ひとつでも『怖かったです』と言われたらね。非常に難しい世の中になってきたなと思います」とも話した。