フリーアナウンサーの宮根誠司（５５）が１８日、大阪府北部で起きた震度６弱の地震を受けＭＣを務める読売テレビ（日本テレビ系）「情報ライブ　ミヤネ屋」（月～金曜、後１・５５～３時５０）の冒頭に間に合わず、読売テレビの野村明大アナウンサーが代役を務めた。宮根は移動中の車の中から電話で被害状況などをリポートした。番組には約３５分遅れて登場した。

　午後２時２０分ごろ、読売テレビに向かう車の中から電話をつないでリポートした後、午後２時半ごろ、ワイプで画面に登場。同２時４０分すぎにスタジオから肉声で「私もやっとスタジオに着きました」と伝えた。

　宮根はこの日、午前９時の飛行機で東京から大阪・伊丹空港に向かう予定だった。地震発生は午前７時５８分頃だったが、飛行機には９時２０分ごろに搭乗。しかし、伊丹空港の滑走路の安全確認のため、離陸前に機内で２時間弱待機。正午前に伊丹空港に到着したが、「私も（番組まで）２時間あるから大丈夫だろうと、車に乗ったんですが、大阪の中心部に向かうにつれてどんどん多くなってきまして…」と大阪市内が大渋滞で車が全く動かず、たどりつけてないことなどを報告した。

　「目立った被害なども見えないんですが、車が大阪市内に向かってさまよってるという感じで、都市機能が完全にマヒしていますね」とリポートした。

　野村アナは冒頭、林マヤアナウンサーと並び、あいさつ。「宮根さんは今、大阪市内のスタジオに向かっているんですが、今朝の地震の影響で大阪府内、大変な交通渋滞ということで、まだ到着しておりません」と説明した。

　宮根は毎週日曜午後１０時から東京・フジテレビでニュース・情報番組「Ｍｒ．サンデー」に出演している。１７日はサッカーＷ杯中継のため、「－サンデー」は休止となっていた。