地震に見舞われた大阪も熱狂 響いた「大迫」コール グランフロントでPV
W杯サッカー日本代表の勝利に19日夜、列島が酔いしれた。東京・渋谷のスクランブル交差点には、サポーターが大挙集結し、お祭り騒ぎを繰り広げた。また、各地のパブリックビューイング(PV)も熱戦に大盛り上がり。東京・台場のPV会場には元イングランド代表のデービッド・ベッカム氏(43)が登場。地震で大きな被害を受けた大阪のPVでも人々が胸を熱くした。
前日に震度6弱の地震に見舞われた大阪ではNHK大阪放送局による「8Kスーパーハイビジョン」を用いたPVが実施され、日本代表の勝利に沸いた。
抽選で選ばれた約200人が集まった会場は、後半、日本代表が勝ち越した際には一斉に立ち上がり、ゴールを決めた「大迫」コール。勝利が決まると「最高!」と歓喜の声が次々に上がった。
大阪在住の20代公務員は、「選手の声も聞こえてきて、臨場感がすごい」と興奮。前日には地震もあったが「気持ちを切り替えて来ました。大阪出身の選手も頑張っているので勇気をもらえますね」と話し、選手の奮闘に元気づけられたようだった。