NHK ジャニーズに苦言 タレントの指導求める
NHKが20日、都内の同局放送センターで定例の放送総局長会見を開いた。元TOKIO山口達也氏の未成年への強制わいせつ容疑(起訴猶予処分)、NEWSの小山慶一郎の未成年との飲酒騒動による活動自粛と不祥事が続いたジャニーズ事務所に対し、木田幸紀放送総局長がタレントの指導徹底を求めた。
NEWSがメインMCを務めるBSプレミアム「ザ少年倶楽部 プレミアム」(第3金曜、後6時)は15日が休止となり、放送総局長は「当面、延期するとしています。来月は別途、検討していきたい」と説明した。
山口氏がMCを務めた「Rの法則」は打ち切り。損害賠償請求は「精査中」と変わらず、後番組も未定のままだ。
放送総局長は「事務所が責任を持ってコンプライアンスや教育を徹底して頂き、タレント、アイドルである前に社会人ですので、自覚と責任をしっかりと果たしていってもらうように指導していっていただけるようにお願いしたい」と改善を呼びかけていた。