東京JAZZで最先端ジャズのイベント「Tokyo Jazz X」開催決定
国内最大級のジャズフェス「第17回東京JAZZ」の関連イベントとして、最先端ジャズのライブイベント「Tokyo Jazz X」が9月1、2日に東京・渋谷で開催されることが22日、発表された。
本編にはハービー・ハンコック、渡辺貞夫らジャズの歴史を作ってきたレジェンドが出演するが、「X」は現在も多彩な進化を続けている音楽文化としてジャズを解釈し、ジャズ、ロック、ヒップホップ、ソウル、R&Bなどジャンルを越えた最先端のサウンドを鳴らしているアーティストをラインナップ。
「X-PERIMENT」がテーマになる1日は、モントルー・ジャズ・フェスティバルやフジロックフェスティバルなど大型フェスに引っ張りだこで、今年3月に4thアルバムをリリースしたばかりのピアノトリオ「H ZETTRIO」がヘッドライナー。
エクスペリメンタル・ソウルバンドの「WONK」、フジロックやサマーソニックにも出演している「Ovall」、“フロアを躍らせるセッションを”が合言葉の「POLYPLUS」、スペースシャワーミュージック主催イベントでトリを務めた「Scarf & the SuspenderS」が出演する。
「X-BORDER」がテーマになる2日は、沖野修也・好洋兄弟率いる「Kyoto Jazz Massive Live Set」がヘッドライナー。シンガポールのネオヴィンテージ・ソウルファンク・カルテット「The Steve McQueens」の出演が決まっている。
アシッド・ジャズの一大ブームを築いたジャイルズ・ピーターソンが命名し、90年代初頭から活躍するKyoto Jazz Massive(KJM)は、全編新曲でステージを構成。2002年のファーストアルバムにも参加したロンドン在住のボーカリスト、ヴァネッサ・フリーマンを召集する。KJMの楽曲だけで構成するライブは、実に13年ぶりとなる。