海老蔵 、麻央さんを偲ぶ会で涙止まらず…「彼女の強さを改めて感じた」
昨年6月22日に乳がんのため死去した、歌舞伎俳優・市川海老蔵(40)の妻でフリーアナウンサー、小林麻央さん(享年34)を偲ぶ会が23日、都内で行われた。
複数の出席者によると、TBS・安住紳一郎アナウンサー(44)が司会を務め、日本テレビ「NEWS ZERO」で共にキャスターを務めた嵐の櫻井翔(36)、歌手・平原綾香(34)、映画「東京フレンズ」(06年)で共演した大塚愛(35)ら200人以上の関係者が出席。会場に映し出された生前の麻央さんの姿に、夫の海老蔵、長女・堀越麗禾ちゃん(6)、長男・勸玄くん(5)は涙を見せたという。
2時間の会で海老蔵も何度も涙した。麻央さんが、がん公表後に初出演した、昨年1月の日本テレビ特別番組の未公開シーン。勸玄くんが大きいイチゴを食べて喜んだ話を聞いた麻央さんの「家族の元に戻って、たわいのない話をしたい」という言葉にハンカチで目元を覆った。海老蔵は、同番組で麻央さんが「神様、役者・市川海老蔵を支えるチャンスを下さいっていつも思うんです」と告白していたことを回想。「彼女の強さを改めて感じた。一番大変なときにもそう言える。素晴らしい人でした」と話し、出席者の涙を誘った。
姉でフリーアナウンサーの小林麻耶(38)は涙ながらにさみしさを告白した後、「海老蔵さんと付き合ってるとか、最近振られちゃったとか言われてるけど、そんな報道が出ないように、麻央ちゃん、見守ってね」とジョーク交じりに天国に呼びかけたという。会場には、最後まで前向きだった麻央さんに倣うように、さみしさだけでなく、明るい笑顔もあった。