JUMP岡本圭人が活動休止、米演劇学校へ2年留学 異例グループ在籍のまま
Hey!Say!JUMPの岡本圭人(25)が今年9月から米国の二年制演劇学校「アメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツ」ニューヨーク校に留学することが23日、分かった。デイリースポーツの取材に対し、ジャニーズ事務所が明らかにした。
退所、脱退はなく、活動を一時休止して8月中旬にも渡米する。グループ残留での留学は、06年から半年間、米国に渡った元KAT-TUNで14年に退所した赤西仁(33)以来と異例だ。
イギリス留学の経験があり、英語が堪能な岡本がニューヨークへの留学を決めた。5月末に現地での演技オーディションと面接に合格した。「芝居と音楽を一から学びながら、人間的にもタレントとしても成長できるように勉強してきます」と大きくなって帰ってくることを誓った。
語学力に加えた個性を磨く必要性を感じていた。グループは昨年デビュー10周年で紅白初出場を果たした。一方で、自身は昨夏、上智大学を退学。芸能活動開始時に掲げた「仕事と学業の両立」が出来ず、悔しさを感じていた。「自分に甘い岡本圭人のままではグループの力になることはできない」と甘さを痛感し、自身を変えるために留学を決意した。
メンバーには今年3月に思いを伝え、話し合いを重ねて理解を得た。「命がけでJUMPを守るから、圭人は戻る場所はないというぐらいの覚悟を持って、学んできて欲しい」と前向きに送り出すことを決めたメンバーに、「感謝の言葉しかありません」と頭が上がらなかった。
ジャニーズでは、グループ在籍での留学はデビュー年に半年間LA留学した赤西以来となった。関ジャニ∞の渋谷すばる(36)は音楽留学を理由に年内での退所を発表。在籍したままの長期留学は異例だ。岡本にとっては8月1日発売の「COSMIC☆HUMAN」が休止前最後のシングルとなる。「“未来のHey!Say!JUMP”にふさわしい人間になれるように頑張ってきます。楽しみに待っていてください」と再会を約束した。
◆岡本圭人(おかもと・けいと)1993年4月1日生まれ。東京都出身。父はジャニーズ事務所所属で元男闘呼組の岡本健一。9歳から14歳までの5年間をロンドンで過ごす。2007年にHey!Say!JUMPのメンバーとしてCDデビュー。11年に「3年B組金八先生ファイナル」で俳優デビューした。12年に上智大学国際教養学部に入学も17年夏に退学した。