日曜深夜 日本中が熱狂 日本vsセネガル時間帯悪条件も関東で瞬間最高37・1%
先制された、追いついた!リードされた、また追いついた!!熱戦が続くサッカーW杯で、24日深夜に日本テレビ系で放送された「日本-セネガル」の視聴率が、関東地区で平均30・9%、瞬間最高37・1%を記録したことが25日、分かった。日曜深夜にも関わらず、手に汗握る試合展開に日本中が熱狂した。
翌日は会社や学校に行かなければいけない。それでもサポーターたちは、眠い目をこすりながら画面にくぎ付けになった。平均30・9%は同局のサッカー中継では4番目の数字。歴代のW杯日本戦中継でも最低の数字と記録としては奮わなかったが、日曜深夜で、NHK-BSでも放送されていたという悪条件を考えれば、やはり注目度は高かった。
今大会の日本代表の初戦、NHK総合で放送されたコロンビア戦の関東地区平均48・7%、瞬間最高55・4%には及ばなかったが、大健闘した形。瞬間最高視聴率は関東37・1%、関西35・1%で、ともに深夜0時44分、ハーフタイム直前の時間帯だった。
試合は、日本が常にセネガルに先行を許す展開ながら、0-1の前半34分にMF乾貴士選手(30)が同点ゴール。1-2の後半33分には本田選手のゴールで2-2に追いついた。日本テレビスポーツ局の松原正典チーフプロデューサーは「初戦でコロンビアに勝利し、国民の期待もさらに高まりました。最後まで諦めずに戦い抜いた日本代表をお伝えできてうれしく思います。この視聴率は日本代表の監督、選手、スタッフの皆様の努力のたまものです」とコメントした。(視聴率はビデオリサーチ日報調べ)