クリス松村、青山ブックセンター閉店を惜しむ「あそこからWAVEに行くのが文化」
タレントのクリス松村が26日、TOKYO MXの「ひるキュン!」で、東京・六本木の青山ブックセンター六本木店が25日に閉店したことに「そこで本を買ってWAVEに行って…というのが文化のコースだった」と残念がった。
番組冒頭、クリスは「悲しい事があった」と切り出し「青山ブックセンターが昨日で閉店しちゃったの」と、25日に閉店した名物書店を惜しんだ。
青山ブックセンターは80年に開店。高価な専門書などを取りそろえ、深夜営業もするなど、独自の展開で人気を集めたが25日に38年の歴史に幕を下ろした。
クリスは「あそこの先に行くとWAVEがあって。私たちからすると、そこで本を買って、WAVEに行って…。80年代の話だけど、そこが文化のコースだった」と、CDショップのWAVEとともに、80年代カルチャーの発信地だったことを振り返った。
タレントの徳光正行も常連だったようで「特殊な書籍が沢山並んでいた。10万円の画集とかを見ることが出来たので、そこで学ばせて頂いた」と懐かしんだ。
クリスは「(書店が)なくなる原因はインターネットというのがあるんだけど」と、ネット通販の発達が青山ブックセンター閉店の1つの理由だったと指摘。「ネットで検索できるものって、確かにピンポイントでいけるけど、その他の幅広い物って、やっぱり本屋さんに行って『こんなものもある』『あんなものもある』って…。だから本屋さんもレコード屋さんも店頭販売が残らないと行けない。通わないと」と、店舗に足を運ぶ重要性を説いていた。