ＴＯＫＩＯの長瀬智也（３９）が２６日、都内で行われた主演映画「空飛ぶタイヤ」大ヒット御礼舞台あいさつに出席した。今作の主題歌「闘う戦士（もの）たちへ愛を込めて」を歌うサザンオールスターズを絶賛した。

　ＴＯＫＩＯの音楽活動をプロデュースしてきた長瀬は劇場でも流れた主題歌に「誰が聞いても桑田さんの世界観。今の桑田さんが歌詞を歌うから説得力があるのかな。お金でも買えない、キャリアが生んだモノなのかなと思い知らされましたね」と脱帽した。サザンや桑田佳祐（６２）の存在を問われると、「自分は、音楽は真面目にやっちゃいけないという部分があって、桑田さんは分かってらっしゃるのかなと。人間性もリスペクトしてますね」と“遊び心”を感じさせる桑田の音楽性に刺激を受けていた。

　共演者のディーン・フジオカは事務所の先輩でもある桑田に「目標とする一人のミュージシャンで大きな存在ですね」と熱く語った。続けて、「カラオケに行ったら絶対に歌いますからね。『いとしのエリー』『真夏の果実』とか歌わせていただいてます」とカラオケ事情も明かした。

　長瀬は登壇前の開場時に劇場入口で大入り袋を手渡しするサプライズでファンら約５００人を驚かせていた。初の試みに、「関係者と思われた。渡すときに（みんなが）笑顔になるのはキュンとしました」と喜び、ディーンが「早く来れば長瀬さんからもらえたんですよね。キュンとしたかった」と残念がり、笑いを呼んでいた。