道頓堀・戎橋での飛び降り続出…ダイブの男性「ノリで」 大阪市は注意喚起するも
日本代表が決勝トーナメント進出を確実にした29日未明、大阪・道頓堀の戎橋には、多くのサポーターが詰めかけ、数十人が道頓堀川へ飛び降りた。戎橋を巡っては、セネガル戦後の25日未明に、一部サポーターが橋の上で飛び跳ねるなど危険な行為を行い、大阪市の吉村洋文市長らが注意喚起する事態となっていた。
市は橋の欄干に「飛び込み危険」「飛び跳ねないで」と書かれた注意書きを掲示するなど、注意を喚起。その上で、大阪府警はこの日、戎橋の西側を封鎖し、飛び降り阻止を図ろうとしたが、東側から、サポーターが相次ぎ飛び降りた。
試合後には続々とサポーターが集まったが、深夜1時半前には次々にサポーターが飛び込む事態に発展。六甲おろしが合唱されるなか飛び込んだ29歳の男性は「みんなに乗せられて、ノリで」とダイブした理由を説明。危険な行為に批判が起こっていることについては「僕も良くないと思いますよ。それは分かってますけど」と話した。また、この日、2度飛び込んだ10代男性は、市などが注意喚起していることは「知らなかった」とした上で、「これはノリです」と釈明した。