坂上忍、日本代表のパス回しに松井秀喜5敬遠重ねる「フッと思い出した」
俳優の坂上忍が29日、フジテレビ系「バイキング」で、サッカーワールドカップで日本代表がポーランドに負けているにも関わらず試合終盤にパスを回してコロンビアの勝利にかけた戦法について、高校野球の松井秀喜全打席敬遠を思い出したと語った。
番組では冒頭から決勝トーナメント進出を決めた日本代表とポーランドの試合について特集。コロンビアの勝利にかけ、試合終盤にパスを回してこれ以上失点しないようにした日本の戦い方について議論した。
スタジオは決勝トーナメントに進んだことを評価する声が多勢だったが、坂上は試合を見ていて「あれを思い出した。高校野球で松井秀喜が星稜の時に、明徳義塾の監督に指示されて全部敬遠されたのをフッと思い出した」と、92年の夏の甲子園で繰り広げられた松井の5打席連続敬遠を挙げた。
松井はこの時、1度もバットを振ることなく、星稜は敗退。日本全国で賛否両論を呼んだ。
坂上は「個人的にはイライラしてた。勝負しろよと。ウソでもいいから2度ぐらいボールをポーンと出して、(戦う)ふりをしろよと…」と終盤のパス回しシーンにいら立ちがあったと告白したが「でも、長谷部を投入したときに腹をくくってるんだなと。長谷部投入は100%絶対余計なことするなよってこと。あれはすごいなと思った」「西野さん、批判全部受けて構わないという覚悟を感じたからストンと落ちた」と、パス回し作戦に納得の表情を浮かべていた。