コロンビア-セネガル戦は試合終了目前に1ケタから爆上げ 瞬間最高18・6%

 サッカーW杯で28日深夜、日本代表がポーランドに敗れながらも1次リーグ突破を決めた。手に汗握る展開に列島は大興奮。フジテレビ系の中継は平均で44・2%、瞬間最高は54・0%をたたき出した。日本の快挙を喜ぶ一方で、後半0-1とリードされながら、あえて攻めなかったチームにサポーターからは批判的な声も上がった。

 NHK総合で28日深夜に放送されたサッカーW杯の「セネガル-コロンビア」戦の平均視聴率は4・5%、瞬間最高は18・6%だった。瞬間最高を記録したのは深夜0時52分、後半アディショナルタイム4分台で、コロンビアの勝利目前だった。0時51分までは10%を切っていたが、日本がポーランドに敗れた同52分に数字が跳ね上がった。

 日本がコロンビアの勝利に賭けて攻撃を止める他力本願の戦法を取っていただけに、決勝T進出を左右する「セネガル-コロンビア」戦にも必然的に大きな注目が集まった。フジテレビ系で中継された日本の試合に集中していた視聴者が、試合終了の瞬間にこぞって「セネガル-コロンビア」戦を中継していたNHKにチャンネルを変えた形。日本代表の戦術が視聴率の推移にも大きな影響を与えた。(視聴率はすべて関東地区、ビデオリサーチ日報調べ)

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