俳優の大野拓朗（２９）が１日、大阪市のテレビ大阪で１４日スタートの同局系主演ドラマ「グッド・バイ」（土曜深夜、０・５６）の制作会見を行い、ドラマにちなんだ“ゲス”な恋愛を打ち明けた。

　同ドラマは、作家・太宰治の遺作となった小説「グッド・バイ」を原案とした羽生生純氏の同名漫画が原作。大野は、過去の愛人関係を次々に清算しようとする“ゲス”な男を演じる。

　大野は、立教大学在学中に「ミスター立教」にも選ばれた男前だが、自身の“ゲス”な恋愛については、「ちょっと自慢になるんですけど、３人の女性に同時に告白されたことがあるんです」と小学生時代を回顧。「そのとき断れなくてスルーして。何度も返事頂戴と言われてたんですけど、そのまま卒業しまして、そういうゲスなことを…」と明かしていた。

　同作は、テレビ大阪が本格的にドラマに取り組むとして、新設したドラマ枠での第１弾作品となる。大野は「今、流行っているゲスなキャラクターなんですけど…。流行ってないか。流行っちゃだめなんですけど」と笑顔で話し、「ゲスだけど憎めない。『ゲスかわいい』を目指したい」とアピールした。

　テレビ大阪の他、ＢＳジャパンでも１４日の深夜０時から、毎週土曜深夜に放送される。