坂上忍、日大第三者委に「おみそれしました」 当初は信頼性疑うも…
俳優の坂上忍が2日、フジテレビ系「バイキング」で、日大アメリカンフットボール部の危険タックル問題で、日大の第三者委員会が行った中間報告について「お見それしました」と、その詳細な調査に頭を下げた。坂上は報告前は第三者委員会の調査について疑問を投げかけていた。
番組では冒頭から第三者委員会の調査中間報告について特集。アメフット部員を中心に、関係者約70人にヒアリングを行い、145人にアンケート調査した上、ビデオ解析、関係者のメールチェックなどを行ったことを報じた。
坂上は、今回の第三者委員会が調査に乗り出すとした際に、「日大からの依頼を受けた第三者委員会、弁護士7人、(アメフットの)専門家も入っていない。結果的には日大寄りの回答になっちゃうんじゃないの?」と、調査方法、内容とも疑問を口にしていたが、内田正人前監督や井上奨コーチに対して「弁解は極めて悪質」など、かなり切り込んだ内容となったことに驚きの表情。
坂上は「会見を見て『お見それしました』だし、あっぱれだと思いましたし、仕事をしてくれた」と第三者委員会に最大級の評価。
佐藤大和弁護士も、「アメフットに詳しい弁護士がいなかったのは、今思えば良かった。客観性担保できるし、だからこそ詳細にヒアリングできたんでしょう」と、同じ弁護士という立場からコメントしていた。