６月に行われた「東京おもちゃショー２０１８」で話題となった「クレヨンしんちゃん」の父親である野原ひろしの“最臭”靴下と、花王アタック＆ＳＨＡＲＰ洗濯機の連合軍の戦いが２日に開催。健康機器メーカー・タニタの臭いチェッカーの審判のもと、花王＆ＳＨＡＲＰ連合軍が勝利を収めた。それぞれの公式ツイッターなどで詳細が明かされた。

　今回の戦いは、ひろしの靴下の存在をしった花王アタック公式ツイッターが「洗いたい」とセガ公式アカウントに申し出たことから実現。ＳＨＡＲＰが洗濯機提供を申し出、タニタも審判に名乗りを挙げ、ネットでも話題となっていた。

　２日夕方に“負けられない戦い”は火ぶたを切った。まず、洗う前の靴下の臭いを機械で計測したところ、最強レベルの「８」をマーク。あまりの臭さに、タニタ社員も思わず「ウッ」と声を漏らすほどの激臭だった。

　ＳＨＡＲＰ製洗濯機にいれ、花王アタックを投入し洗濯開始。そして洗い上がった靴下に臭いチェッカーを再び近づけると…。なんと数値は「０」となった。セガ公式アカウントには「結果発表～！！タニタ主審『においチェッカーによる判定はゼロ！そして官能評価による判定は、ややひろしを感じるものの明日は会社に履いていけるレベル！よって、花王シャープ連合軍の勝利！とします。』野原ひろし靴下破れたり」（原文ママ）と、連合軍勝利を宣言した。

　だがＳＨＡＲＰ側はツイッターで「ほんとうのこというと、洗濯後もまだ、ほのかにひろしを感じます。ひろしはまだ、いる。もう１回洗濯乾燥するのがベストだということは、ここで述べておきます」と“完勝”ではなかったとコメント。

　セガ公式は「これだけは言わせてほしい。部屋の空気が最悪な中、両陣営を救ってくれたのは花王リセッシュでした。花王リセッシュすごい。本当にありがとう」と花王側へ感謝していた。