元RCサクセション、カルメン・マキ&OZの春日博文 64歳でソロデビュー
RCサクセションやカルメン・マキ&OZなど日本ロック草創期の伝説的なバンドで活躍した春日ハチ博文(64)が、今年5月に日本でのソロデビューCDとなるアルバム「独りの唄」をリリースし、今月13日に東京・下北沢の「ラ・カーニャ」で米国のサム・ベネット、元たまの柳原陽一郎とライブ「日米韓のラブ&ピース」を行う。64歳にして転機を迎えた大ベテランが、デイリースポーツに心境を語った。
春日は1970年代、カルメン・マキ&OZやRCサクセションにギタリストとして参加。1990年12月に行われたRC最後のライブではドラマーを務めた。近年は韓国で活動している。
12年前に韓国で初めて自身の名前「hachi&TJ」でCDデビューし「チャンサハジャ/」がヒット。「いつかは日本でデビューをしたいなと思ってました」と明かす。
「独りの唄」はウクレレ弾き語りで、春日は「凍てついたソウルの片隅でコツコツ録っていた唄たちが陽の目を見ました」と、日本でのリリースを喜ぶ。ラ・カーニャ公演に向けて「長く日本を留守にして韓国でウクレレと歌の稽古をしていた僕は、ついに故郷でデビューを果たしました。昔に住んでいた下北沢の街で旧友たちとコンサートします。皆さん是非お越しを」とアピールした。
春日は現在、「かなり頻繁に訪日してる日々」を送っており、ラ・カーニャ公演の翌14日には東京・高円寺の「JIROKICHI」、15日には東京・千歳烏山の「つぼ」に出演。その後は沖縄・宮古島、福岡でもライブを行う予定だ。