円楽 「笑点」で歌丸さんに涙の別れ…「じじい!早すぎるんだよ!」
慢性閉塞性肺疾患のために2日に81歳で亡くなった落語家の桂歌丸さんが長く司会を務めた日本テレビ系「笑点」が8日、放送された。歌丸さんの後を次いで司会を務める春風亭昇太ら全員が故人を懐かしんだ。三遊亭円楽は「じじい!早すぎるんだよ!」と惜別の言葉を述べ、涙を拭いた。
冒頭冒頭、昇太は「歌丸師匠が旅立たれました」と改めて視聴者に伝え、「今日は歌丸師匠の思い出をたっぷり語りながら偲んでいこうと思いますが、笑点ですからしんみりではなく、明るく思い出を語って師匠をお送りしようと思います」と精一杯の笑みを浮かべた。
番組最後、歌丸さんへの別れを告げる場面で円楽は「歌丸師匠!」と呼びかけた。「私の悪口を優しく受け止めてくれて、ばり雑言にも耐えていただいて、ありがとうございました。最後に一言言わせてください」といったん間を置き、「じじい!早すぎるんだよ!」と独特の言い回しで故人の死を悼んだ。カメラは昇太に戻ったが、円楽がハンカチで涙をぬぐう姿をとらえた。