豪雨被災者への取材依頼ツイートの是非 NHK「直接お話を伺うことは必要」「心情配慮」
NHKが、西日本豪雨による切迫した状況や被害などをツイッターで訴えている人に対し、「NHK社会部」の公式ツイッターアカウントから取材依頼を行っているとして、インターネット上で、その是非を問う声があがっている。
この件に関して、NHKは取材に「ツイッター上で災害や事件事故等の状況を伝えている方々に対し、公式アカウントで直接、取材を申し込むことはあります。今回の豪雨災害の取材でも、『NHK社会部』のアカウントで複数の方々に取材を申し込んでいます」と説明した。
そのうえで同局は「被害の正確な情報や、被災された方が置かれている状況をいち早くお伝えするために、被災された方から直接お話を伺うことは必要だと考えています」との見解を示した。
ツイッターで取材依頼を行ったケースでは、一定時間が経過しても返信を受けられなかった場合は、通常、依頼ツイートを削除しているとした。
NHKは「引き続き、被災された方のご心情に配慮した取材を心がけていきます」とした。