吉川晃司 17年ぶりの主演作だけどセリフ少なく…
歌手で俳優の吉川晃司(52)が9日、都内で行われた、自身17年ぶりの主演作、WOWOWの連続ドラマW「黒書院の六兵衛」(22日スタート、日曜、後10・00)の舞台あいさつに出席した。
幕末の江戸城で、何も語らず信念を貫き居座る旗本役。全6話のうち最終話の2行分しかセリフがない。
吉川は、「話さない分、所作とか立ち振る舞いで魅せていかないといけない」と、体幹、筋力などのトレーニングのほか、小笠原流礼法の所作を学び、流鏑馬(やぶさめ)のシーンも自身で演じた。この日は作品とは違い、「楽な方向に行くと失われるものも大きいと感じた。しなやかであることは音楽でも芝居でも一番大事」と熱く思いを語った。