作家でミュージシャンの辻仁成がツイッターで、西日本を中心に襲った豪雨による被災者に心を落ち着かせるための方法を伝えたところ、フォロワーから「優しさに癒されました」「良い人ですよね」「ジーンときました」などと辻の優しさにほだされたとの声が寄せられている。

　辻は８日に「苦しい夜を過ごされていらっしゃる豪雨被害地域の皆さんが少しでもよく眠れますように、祈っています」とツイート。「胸の中心に自律神経が集まっています。落ち着かない時はそこを優しくほぐすようにさすってください。指先で小さく、とんとんとん、するとわずかに落ち着きます。とんとんとん。」と伝えた。

　フォロワーからは「ある心療内科の先生もとんとんとん仰ってました。その際『だいじょうぶだいじょうぶ』と声に出すのもいいとおっしゃってたので、辻仁成さんさすがと思いました。ありがとうございます」と辻の方法が専門家から教わったことと同じであることに納得していた。

　また、「今朝は地震で起こされまたかと不安でいっぱいでした。とんとんとんのやり方がわかってホッとしました。とんとんとんしたら涙が出てきました。泣くのも大事ですね。ありがとうございます！その優しさに癒されました」「なんだか、ジーンときちゃいました」「昨夜は長めに、とんとんとん、して眠りました。ただ地震で目が醒めて自然災害について考えさせられてます。幸い我が家は高い場所で無事でしたが。実家は危ない所でした。隣町は浸水し避難したらしく安否確認中。大雨で怖いと思ったのは初めてです。今日は熱中症に注意し生きますね。有り難う様！」「これ以上、被害が大きくならない事を祈っています。ゆっくり寝れますように。おやすみなさい、とんとんとん」などと“とんとんとん”がゆっくり広がっている。