マジ? 京阪神で「本当に住みやすい街」に尼崎 じゅんいち「すがすがしいですねッ」
住宅ローン専門金融機関「アルヒ」主催の住環境イベントが10日、大阪市内で開催され、京阪神地区の「本当に住みやすい街」の1位に兵庫県尼崎市が選ばれた。2位に大阪市の本町、3位は京都市の二条がランクイン。尼崎市出身でサッカー日本代表MF本田圭佑選手(32)のモノマネ芸人・じゅんいちダビッドソン(43)や京都府宇治市出身の安田美沙子(36)をゲストに表彰式が行われた。
同社の融資実行件数を集計した上で、データを基に住宅専門家が「本当に住みやすい街」を大阪府、京都府、兵庫県から厳選した。住環境・交通利便・教育環境・コストパフォーマンス・発展性の観点で審査され、「理想」ではなく「実際」に生活するという視点で選ばれた。
尼崎市は阪神工業地帯の中核を担い、以前は工業都市として知られた。お笑いコンビ・ダウンタウンの浜田雅功、松本人志の出身地で、下町のイメージも。しかし近年はベッドタウンとして生まれ変わりつつあるという。マンション建設など再開発され、JR尼崎駅前には大型ショッピングモールができ、家族連れでにぎわう。
同選定委員の田中和彦氏は「30年以上前は、空気の悪さや治安を指摘されたこともあったが、今は随分変わった。教育や交通アクセスなど利便性があり人気」と分析した。
じゅんいちは「1位に選ばれて“すがすがしい”ですね」と、本田選手が「きよきよしい」と誤読したホットワードを使って大喜び。「本人が(正しい読み方を)覚えたという以上、僕も覚えましたから」と笑わせ、本田選手とW杯後に通信アプリLINEで交流したことも明かした。