結愛ちゃん虐待の父、大麻所持で追送検 逮捕時の家宅捜索で発見…黙秘
東京都目黒区の船戸結愛ちゃん(5)が死亡し、両親が保護責任者遺棄致死の罪で起訴された事件で、警視庁碑文谷署は11日、父親の無職雄大被告(33)を大麻取締法違反(所持)の疑いで追送検した。
追送検容疑は今年3月、自宅で乾燥大麻数グラムを所持した疑い。黙秘しているという。同署は起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。
碑文谷署によると雄大被告は3月3日、結愛ちゃんに対する傷害の疑いで逮捕され、その際の家宅捜索で被告のかばんから大麻が見つかった。
雄大被告と母親の無職優里被告(26)は6月、保護責任者遺棄致死容疑で逮捕、その後同罪で起訴された。結愛ちゃんは死亡時、同年齢の平均体重約20キロを大幅に下回る約12キロしかなかった。自宅からは、結愛ちゃんが鉛筆で「もうおねがい ゆるしてください」などと書いたノートが見つかった。