浅井企画 eスポーツ事業に本格参戦 流れ星の瀧上を部長に「ゲーム部」発足

 タレントの萩本欽一(77)、関根勤(64)らが所属する大手芸能事務所・浅井企画が12日、都内で会見を実施。コンピューターゲームをスポーツとして捉える「eスポーツ」の事業に本格参入し「浅井企画ゲーム部」を設立することを発表した。

 今年に入り、吉本興業やスターダストプロモーションなど、大手芸能事務所が相次いで参入しているeスポーツ界に、新たに“大御所”が参戦する形となった。

 3月に吉本興業やエイベックス・エンタテインメントが、4月にはスターダストプロモーション、6月にはワタナベエンターテインメントが参入を表明するなど、日本のエンタメ界を席巻するeスポーツの流れに、老舗プロも加わった。

 浅井企画は、「ドスパラ」の商号でパソコンショップチェーンを展開する「株式会社サードウェーブ」とコラボ。ゲームのハードなどの提供を受け、主にファミリー層やライトゲーマー層に扉を開く活動を行う。

 第一歩として、同社所属タレントを起用した「ゲーム部」を設立。お笑いコンビ・流れ星の瀧上伸一郎(年齢非公表)が部長を務め、オリジナル配信番組の制作、自主運営のゲーム大会開催に加え、プロゲーマーの育成、マネジメントや、ゲーマー以外の司会者、解説者の育成も手掛けるという。

 関根は「eスポーツは、後々にはオリンピック競技になる可能性もある。そういうエネルギーのあることを、浅井企画もやっていこうと」と説明。自身もゲーム好きで、「『みんゴル(みんなのゴルフ)』を後輩の家で12時間続けてやったことがある」と胸を張った。

 浅井企画の浅井良一常務取締役は「他社が主に念頭に置いている競技会などへの挑戦よりは、日本の文化の1つであるゲームを楽しむ方の裾野をより広げたい」と意欲。サードウェーブの榎本一郎常務取締役は「各社がいろんな活動を行うことで、相互的にビジネス的な発展も見込める」と各社の競争による相乗効果に期待した。

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