女優の生田悦子さんが１５日に虚血性心不全により亡くなったことが１７日、分かった。バラエティ番組「欽ドン！良い子悪い子普通の子」で共演した女優の松居直美が「もう一度お会いしてお話しがしたかったです」と悲しみの談話を寄せた。

　松居は「突然の訃報に大変驚いています」とし、「３６年前に『欽ドン！』でご一緒させていただき、何もかもが初めての経験だった私に、大ベテランの生田さんは、いつも優しく教えて下さいました」と故人を懐かしんだ。

　「初めて着物を着て気持ち悪くなった時には、着付けをし直して下さいました。ＯＬ３人のコーナーのリハーサルが何時間にも及ぶ事がありましたが、生田さんはいつも真面目に何度も練習されていて、周りへの気配りを忘れないとても女性らしい方でした。改めて、生田さんの素晴らしさを感じています」と尊敬の念を表した。

　さらに松居は「８年ほど前に電話でお話しをさせていただきました。お互いの近況などを２時間ほど話しました。今度みゆきちゃんと３人でご飯に行こうね、と言って下さってそれきりになってしまいました」と悔やんだ。

　「もう一度電話をすればよかった。もう一度お会いしてお話しがしたかったです。お会いして、生田さんの楽しいお話しを聞きたかったです。ご冥福をお祈り致します」と結んだ。