酒井法子、なぜ「子ども健全育成大使」に?…理事長「チャンス与えたい」
女優の酒井法子(47)が18日、「子ども健全育成大使」(ブルーシー・アンド・グリーンランド財団、以下、B&G財団)の初代大使に任命され、都内で就任式に出席した。2009年に覚せい剤取締法違反で逮捕された過去がある酒井がなぜ「子供健全育成-」に?
「子ども健全-」は、ボートレースの収益で運営するB&G財団が、子供の健全育成活動をPRするために創設したもの。“健全”とは言いがたい酒井を任命した理由について、同財団の菅原悟志理事長は、「大人も子どもも失敗することはある。チャンスを与えて、社会のために貢献していただきたいというのが大きな理由」と説明した。
任命理由にじっと耳を傾けていた酒井は、「正直、私がこのような大役を務めていいのか不安もありますが、私にできることがあれば頑張りたい。子どもたちと素晴らしい思い出をともに作っていきたいです」と語った。
イベントなどに出演する旅費は財団側が負担するが、謝礼はなしのボランティアだといい、任期は2年。8月14日に静岡・地頭方海浜公園横砂浜で行われるイベントを皮切りに2年間大使を務める予定。
酒井は09年8月に覚醒剤取締法違反で逮捕され、懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を受けたが、12年11月に執行猶予期間が明け、芸能界に復帰している。