芥川賞に高橋弘希氏の「送り火」 北条裕子氏「美しい顔」は落選
第159回芥川龍之介賞(芥川賞)が18日、日本文学振興会(中部嘉人理事長)から発表され、高橋弘希氏の「送り火」(「文學界」2018年5月号掲載)が受賞した。高橋氏は4回目のノミネートでの受賞となる。
高橋氏は1979年生まれ、青森県十和田市出身。2014年、「指の骨」で新潮新人賞を受賞してデビューし、同作で芥川賞、三島賞候補となった。15年、「朝顔の日」、16年、「短冊流し」で芥川賞候補。17年、「スイミングスクール」で三島賞候補。同年、「日曜日の人々(サンデー・ピープル)」で野間文芸新人賞。
「送り火」は東北の小さな中学校を舞台に、少年たちの危うい力の均衡を描いた作品で、今月17日に単行本が発売されたばかり。
東日本大震災が題材で、雑誌掲載時に参考文献を記載しなかったことが問題になった北条裕子氏の「美しい顔」は落選した。
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