怪物舞踏団 江ノ島でシークレットライブ…石川さゆり、SUGIZO、KenKen
歌手の石川さゆり(60)、ミュージシャンのSUGIZO(49)、KenKen(32)らによるスペシャルバンド「怪物舞踏団」が21日、神奈川県藤沢市の江ノ島イーストサイドビーチで行われた「ペプシJコーラお祭りライブ」に登場。シークレットライブを決行した。
同バンドは「ペプシJコーラ」のCM用に結成され、この日が公の場での初ライブ。ボーカルの石川は、山本寛斎氏が手かげた派手な衣装に身を包み人力車に乗ってさっそうと登場。民謡・ソーラン節をベースにした激しいロック調のCM曲「百鬼夜行」を、水着姿の若者から「ハイ!」「ソレ!」と熱いコールを浴びながら見事に歌い上げ、暑い夏にさらなる熱気を届けた。
「津軽海峡・冬景色」など大ヒット曲を持つ石川だが、同じ海でも若者が多い湘南海岸でのシークレットライブとなると長い歌手人生でも初めて。終えた後は「なんて気持ちがいいの。ただの暑さでない爽快な気持ち」と感想を語り、新たな音楽表現への挑戦に「とても新しいものですが、根っこにあるのはソーラン節。こんな格好で参加させていただいて。日本の良きものをこうやって年代を超えてみんなで共有していけた。すごく幸せな気分」と満足顔だった。
そんな盛り上がる一方で、西日本豪雨による災害についても言及。「今、日本各地で大変な思いをして過ごしている方がいる。早く日本中がこのようなおまつりで盛り上がれるように、復興を応援していきたい」と支援を誓っていた。
楽曲はこの日から全世界へ配信開始。制作したSUGIZOは「祭りのイメージ。みんなで熱く盛り上がれるロックトランス民謡。最も大きなポイントは石川さんの貫禄、美しさ。日本屈指の歌声に僕ら暴れん坊の楽曲チームが拍車をかけ、日本の夏を盛り上げたい気持ちで書いた」と込めた思いを明かしていた。