歌丸さん「笑点」永世名誉司会に 番組サイト「いつも傍らで見守って」
7月2日に81歳で死去した落語家の桂歌丸さんが、22日放送の日本テレビ系「笑点」で従来の終身名誉司会から、永世名誉司会となり、番組を見守っていくことになった。
軽妙なおなじみのメロディーによるオープニングアニメの最後に登場した歌丸さんの肩書きは、今週から「永世名誉司会」とされた。
番組公式サイトの出演者の項目も「永世名誉司会」と書き換えられた。「回答者として40年、司会者として10年。番組を卒業してからも『もう笑点』の司会や、番組の節目節目に登場し、笑点を盛り上げてくれました。晩年は、入退院の繰り返しで、復帰会見では、『80年の人生で初めてから揚げを食べた』と最後まで爆笑をとりました。終身名誉司会から、永世名誉司会となり、いつも傍らで笑点を見守ってくれるでしょう」とのメッセージが記された。
06年に五代目司会者に就任した歌丸さんは、16年5月22日に番組からの勇退を発表し、終身名誉司会者となっていた。この日は大喜利の座布団運びにゆりやんレトリィバァがゲスト出演し、にぎやかに放送していた。