詐欺被害の尾木ママ、最安カード勧められ「詐欺だと思って悪かった…」術中にはまる
教育評論家の尾木ママこと尾木直樹氏が23日、フジテレビ系「バイキング」で、ネット詐欺に引っ掛かった詳細を説明。電話口の詐欺相手の言葉に同情し「詐欺だと思って悪かった」とまで思っていたことを明かし、スタジオを驚かせた。
番組では、17日に自身のブログで詐欺被害に遭ったことを明かした尾木ママを迎えて、詐欺の詳細を聞いた。尾木ママによると、サッカーW杯決勝戦をパソコンで楽しもうとネットをつないだところ、いきなり「ハッキングされました」という警告文とともにけたたましい警報音が鳴った。あわてて消そうとしたものの、まったく消えないことから表示された電話番号に連絡をしたという。
すると、片言の日本語を話す外国人女性が出て「放置すると被害が拡大するのでセキュリティソフトを入れる。クレジットカードかプリペイドカードを買って」と言われ、尾木ママは2万8000円分のプリペイドカードを購入し、相手に番号を伝えてしまったという。
尾木ママは「(詐欺に引っ掛からない)絶対の自信があった。(引っ掛かった人は)迂闊だなぐらい思っていた」というが、あまりに警報音が大きかったことから冷静な判断ができなかったという。
電話口の外国人の女性に「詐欺でしょう?(クレジットカードの番号は)こんなの教えられるわけない」と一旦は断ったというが、やはり冷静ではなかったため「(直後に)振り込みではダメなの?」と質問してしまったという。
これにはスタジオも爆笑でブラックマヨネーズの小杉竜一も「払うんかい!」と猛ツッコミ。
更に尾木ママは、勧められたカードの値段は5種類あり、1番安い2万8000円でいいかと聞いたところ「1番安いのでいいですよと。10何万円もするのがあるのに、そっちを勧めないから、(逆に)詐欺だと思って悪かったと思った」と、完全に詐欺側の術中にハマリ、坂上忍も「安いのをいうのは手」「本当に気をつけてください」と心配げ。尾木ママは「学習費だと思っています」と反省しきりだった。