江口のりこ 生活保護は「知っているのと知らないのでは違う」

 女優の江口のりこ(38)が24日放送のフジテレビ系ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(火曜、後9・00)の第2話で生活保護の不正受給疑惑がかかるシングルマザー役を演じる。放送を前に江口は「知っているのと知らないのでは違うと思うから。ぜひ見てほしい」と制作する関西テレビを通じて、コメントを寄せた。

 ドラマは女優の吉岡里帆(25)演じる新人ケースワーカーが生活保護の現場を舞台に、新人公務員として奮闘し、現場で成長していく物語。第2話では「不正受給」をテーマに取り上げている。江口は「生活保護は知っていましたが、いろいろなケースがあって、今回のような細かいところまでは知らなかったです」と撮影を終えて感想。その上で「実際にこうした状況で受給しているご家庭があるんだってことを知れただけでも、参加させてもらえてよかった」と語った。

 作品についても「世の中にはこういった境遇の人もいると知っていただきたいと思います。知ったからといって、自分に特別できることが見つかるわけではないけれど、知っているのと知らないのでは違うと思うから。ぜひ見てほしいです」と訴えた。

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