女優で作家の中江有里が２４日、フジテレビ系「とくダネ！」で、女優の剛力彩芽のインスタグラム全削除について言及。「ネットに載せたものは削除しても消えない」と指摘し、芸能人がＳＮＳで情報を発信する場合は「その事も全部含めて責任を持つ」という覚悟が必要だと持論を述べた。

　番組では、実業家の前澤友作氏とのＷ杯デートを想像させる写真をインスタグラムに投稿したことで批判を浴び、２４日までに投稿を全削除した剛力について特集。コメントを求められた中江は、応援する芸能人のデート投稿を見せられたファンの気持ちを慮りつつも「プライベートを受け入れてくれないなら、ファンとして応援してくれなくてもいい、という考えもあり、それは人それぞれ」と理解を示した。

　その上で「ネットに載せたものは削除しても消えませんから」と、元の投稿こそ消えても、リツイートしたり、転載されたものまでは消えないと指摘し「その事も全部含めて、責任を持つということ」と持論を述べた。

　更に「ＳＮＳはもちろん、プライベートな部分もあるけど、こういう仕事をしている人にとっては仕事の一部だと私は思っている。別にそこにギャランティは何も発生しませんけど」と芸能人とＳＮＳの関係性についても指摘し「それが一つの発信力であることは間違いない」と語った。

　社会学者の古市憲寿氏も「恋愛の意味的な炎上というより、プライベートジェットに乗ってるとか、お金持ちと付き合っていることがうらやましい、嫉妬の意味で怒っている人が多いのかなと」と、今回の炎上騒動を分析していた。