トランプ娘イバンカ大統領補佐官、自らのブランド廃止…公職に専念
トランプ米大統領の長女イバンカ大統領補佐官は24日、自らの名前を冠したファッションブランド「イバンカ・トランプ」を廃止すると明らかにした。イバンカ氏は「首都ワシントンでの仕事に集中する」との声明を出し、公職に専念するためにビジネスから手を引くと説明した。
イバンカ氏は昨年1月にブランドを運営する会社の役職からは退いたが、ブランド自体を残したこともあり、私益のために公職を利用する「利益相反」の懸念が指摘されてきた。
米国ではトランプ大統領と関連がある商品を買わないよう訴える「グラブ・ユア・ウォレット(財布のひもを締めろ)」と呼ばれる不買運動が起きており、「イバンカ・トランプ」の靴や洋服も運動の対象となった。