尾木ママ 高野連の甲子園の熱中症対策「アホ、初歩的」
尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏が26日、フジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」に生出演。8月5日に甲子園球場で開幕する第100回全国高校野球選手権大会の熱中症対策をめぐり、日本高野連の対応を「そんなアホな初歩的なん(なもん)じゃなくて」などと批判した。
高野連などは25日、熱中症対策を発表。(1)選手と先導役は日本高野連などから配布される水入りのペットボトルをポケットに入れて臨む。入場行進後、関係者のあいさつが始まる前に、参加者が水を飲める時間を設ける。 (2)プレー時間が長くなった場合は試合を中断し、水分摂取のための休憩を入れる。 (3)理学療法士がベンチで選手の水分補給を確認する-などの対策をとることを発表した。
この日の「グッディ!」内では、今年の甲子園大会を“ドームで開催すべき”などの声があがっていることについて議論。尾木氏は「甲子園は聖地。100年(の記念大会)ですよ。ほかの種目の全国大会とは意味が違う」と“甲子園派”としての主張を繰り広げた。
「そこ(甲子園)でいかに安全にすべきか、と対策を先に考えるべきで、考えても無理だな、という結論が出たらドームにするのはアリだと思う」と前置きした上で、「(安全対策を)考えてもみないで、『水たくさん飲もう』『延長になった時には休憩をとろう』とか、そんなアホな、初歩的なんじゃなくて」「高野連はみんなが安全にできるようなの(対策)を、手を尽くす、そういう委員会を立ち上げてやるべきですよ」「のんびりしすぎてる」などと批判を展開した。