STU48 アキバで募金活動 西日本豪雨 被災者支援プロジェクト本格化誓う
瀬戸内7県を拠点とするアイドルグループ・STU48の選抜メンバー16人が26日、東京・秋葉原のAKB48劇場で出張公演を実施した。昼公演では、デビュー曲「暗闇」など22曲。
また、西日本豪雨災害の被災者を支援するプロジェクト「がんばろう!瀬戸内」の活動を本格化させることを誓った。
今回の豪雨で特に被害が大きかった広島、岡山、愛媛県を地元とするSTUは、今月16日から同プロジェクトを立ち上げ、募金活動などを行ってきた。この日も昼公演と夜公演の合間に、一部メンバーが秋葉原の街頭で募金活動を実施した。
広島県出身の石田千穂(16)は「被災した地域の体育館でコンサートをするとか、少しでもパワーをお届けできたら」、山口県出身の岩田陽菜(15)も「メンバー全員で、大変な思いをしている方の役に立ちたい。土を運んだりもします」と必死の思いを口にした。
また広島県在住の瀧野由美子(20)は、被害が少ない場所でも観光客が減少していることを受け「瀬戸内にたくさんの方に来ていただけるよう、STUとしてアピールしたい」と話した。関係者によると、現在は募金活動のほか、瀬戸内地域の観光産業活性化に取り組む官民連携組織「せとうちDMO」とタッグを組んでクラウドファンディングも実施。26日現在で75万円を超える金額が集まっており、今後さらに支援活動を本格化させていくという。