病気療養中だった声優の梅原裕一郎が無事退院したことが３０日、所属事務所のＨＰで発表された。梅原は今年５月に急逝散在性脳脊髄炎で入院、治療していた。

　所属事務所のＨＰによると、梅原は急性散在性脳脊髄炎を発症後、低髄液症を併発し、長期療養となってしまったというが「治療やリハビリに取り組み、後遺症の心配もなく無事に退院となりました」と説明。今後は「体調を考慮しつつ、徐々にではありますが、再開させていただく所存でございます」と、体調と相談しながら、仕事を少しずつ再開させていくという。

　梅原は「ポケットモンスターＸＹ」「弱虫ペダル」「オオカミ少女と黒王子」などに声で出演。

　急性散在性脳脊髄炎とは、ウイルス感染やワクチン接種後に脳や脊髄などの中枢神経が侵される疾患で、発熱、嘔吐、全身倦怠感、麻痺やけいれんなどが現れる。