大谷亮平 新大久保には週1通いも
俳優の大谷亮平(37)が2日、東京・新大久保のスタジオで、劇場ぷちアニメ「恋するシロクマ」の公開アフレコを行った。白いオスのアザラシを好きになったオスのシロクマの物語で、原作は月刊コミックジーンに連載中。大谷は初のアフレコでシャチの声に挑戦した。
報道陣の前でシャチを演じた大谷は「最初はいろいろ心配したけど、スタッフさんがやさしく見守って下さって、なごやかな雰囲気でやり遂げられた。貴重な経験をさせてもらった」と振り返った。「シャチ役をやると聞いたときは」と質問されると、「動物界の中の弱肉強食で上にいるものが好き。陸ならライオンや虎。海ではシャチはこれ以上ない生物。自分はドライな、乾いた声をしているので、シャチをやるとなったらうれしかった」と告白した。
今作のシャチは寡黙でクールでワイルドで、自分が愛したペンギンを別のシャチに食べられたという傷を持ったキャラクター。“役作り”については「力強さだったり、海の世界で頂点に立つ生物なので、セリフによってはすごみだったり、男らしい感じを入れながらやった」と明かした。
韓国でデビューし、“逆輸入俳優”といわれた大谷にとって、この日の仕事場だった新大久保は、韓国人も多いなじみの場所。「これは縁。行きつけのお店もある。食事したり、多いときは週1で来る。K-POP好きな人や韓国が好きな人も多いので声を掛けられることもある」と笑顔を見せた。
また、今後アニメでチャレンジしたい役を聞かれると、「バレーボールがすごく好きなんで、バレーボールのアニメは限られてくるけど、リアルなものが出せるのでは」と希望した。