東国原 類似句問題で「結果的にそうなってしまった」…夏井先生はフォロー

 元宮崎県知事でタレントの東国原英夫が2日、MBS・TBS系で放送された「プレバト!!」に出演。類似句問題について「そんなつもりは全くなかったけど、結果的にそうなってしまった」と釈明した。俳人の夏井いつき先生も「俳句の世界ではよくある話なんです」とパクリ疑惑についてフォローした。

 この日は名人5人と特待生だけによる第2回「炎帝戦」。冒頭、千原ジュニアが「地方新聞でいい俳句見つけて…」と騒動をネタに。浜田が「てめぇ、やりやがったな!」とツッコミを入れると、東国原は「申し訳ないんですけど」と謝罪。一方で、「やってません。そんなつもりは全くなかった…んですけど、結果的にそうなってしまった」と説明した。

 東国原は6月7日に放送された同番組で、「梅雨明や 指名手配の 顔に×」という句を発表したが、これが昨年6月に宮崎日日新聞の文芸欄に掲載された「梅雨寒や 指名手配の 顔に×」と酷似しているとネットで指摘された。

 7月5日にはツイッターで「このご指摘の俳句、全く知りませんでした」と盗作を否定。だが「ここまで似ると最早、盗作と言われても仕方ない状況です」とした。さらに掲載された句が、“地元”宮崎の新聞だったことから「更に疑念を持たれるのは致し方無いと思います」ともツイートしていた。

 この日は、夏井氏が「俳句の世界ではよくある話なんです」とフォロー。自身も高浜虚子の句と一字一句同じだった経験があったことを明かした。さらに「俳句の世界は性善説で考えます。わざと悪いことをした、と考えない」とし、今後は「自分の句と主張しない」ことを助言した。

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