安達祐実「母親って、いろいろ背負って生きているんです」
女優の安達祐実(36)が7日放送のフジテレビ系ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(火曜、後9・00)の第4話で元夫にDVを受け、心に傷を抱えるシングルマザー役を演じる。放送を前に安達は「母親って、いろいろ背負って生きているんです」と制作する関西テレビを通じて、コメントを寄せた。
ドラマは女優の吉岡里帆(25)演じる新人ケースワーカーが生活保護の現場を舞台に、新人公務員として奮闘し、現場で成長していく物語。安達は「自分の中に理想の母親像があるのに、そうなれていない、子どもに対する申し訳なさや、かわいそうなことをしてしまっているという罪悪感…。母親っていろいろ背負って生きているんです」と、同じ母親として演じながら思うところが多かったと振り返った。
生活保護をテーマにしている同作。安達は撮影を終え「社会的弱者に焦点を当てていますが、実際に知らない話ではないし、身近にあることだと思いました」と感想。「人に寄り添っていける作品なので、どの立場の人でも、感動があったり、反省だったり、いろいろ感じられるドラマです」とアピールした。