元ＡＫＢ４８で女優の前田敦子（２７）と７月３０日に結婚した俳優・勝地涼（３１）が９日、都内で行われた映画「銀魂２　掟は破るためにこそある」（１７日公開）の完成披露試写会に主演の小栗旬（３５）、菅田将暉（２５）らと登壇した。結婚後初の公の場で勝地は指輪を見せつけ、「幸せです！」と笑顔でアピール。「おめでとう」の祝福と拍手を浴びた。

　会場が幸せな空気に包まれた。興行収入３８・４億円を記録した２０１７年の実写邦画Ｎｏ．１ヒット作の続編で、小栗以下、豪華キャスト１３人が勢ぞろいした舞台あいさつ。作品の感想を話す順番が回ってきた将軍・徳川茂茂役の勝地が“主役”になった。

　「（柳楽優弥ら）真選組のアクションがかっこ良かった」などとコメントしていると、福田雄一監督（５０）らからはやしたてられ、左手を客席にかざした。輝く指輪を見せながら、満面の笑みで「幸せです！」と一言。キャスト陣、ファンから「おめでとう！」の声が次々と掛かった。

　“祝福”はさらに続いた。福田監督が「もう１本（の指輪）は誰がしてるの？」とニヤニヤしながら尋ねると、勝地は「あっちゃ～ん」と独特のイントネーションで返し、爆笑が起こった。

　その後は映画の話に軌道修正。勝地は「福田監督から『３月くらいは（スケジュール）空いてる？』と聞かれて、『銀魂』だと思って二つ返事でＯＫした。徳川茂茂のことを調べた」などと、のろけなしで明かした。

　また、先頭に立って勝地を冷やかした福田監督は、佐藤二朗（４９）との丁々発止のやりとりで盛り上げたが、小栗が最後のあいさつで「毎回、銀魂の舞台あいさつは疲れちゃう。両端（福田監督、佐藤）がしゃべるから」と苦笑い。それでも懲りない福田監督は「それで小栗、（妻の）山田優と不仲で疲れてるって書かれちゃった」とツッ込み。小栗は「いいんだよ」と止めながら、「そんな（夫婦の不仲という）ことはなかった」と説明していた。