水木一郎 50周年記念ライブ 初のアニソン「原始少年リュウが行く」も披露

 「アニメソング界の帝王」の異名を取る歌手・水木一郎(70)が10日、都内で、デビュー50周年記念ライブを行った。

 1968年7月発売のデビュー曲「君にささげる僕の歌」で幕開けを飾ったステージは、芸能界入りのきっかけになったオーディションで歌った曲や自身初のアニソン「原始少年リュウが行く」(71年)などを盛り込んで、原点をテーマに構成。「水木一郎50年、うれしいです。ありがとう」と万感の思いをファン1000人に伝えた。

 代表曲である「マジンガーZ」オープニングの歌唱前には、「みなさんに今日お会いできたのも、全部この番組に出合えたから。当時、少年少女合唱団やコーラスグループがアニソンを歌ってたけど、ソロ歌手も育てようと僕に白羽の矢が立った」と述懐。「ゼーーーット!!」の決めフレーズを、パワフルに響かせていた。

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