布施明、「シクラメンのかほり」秘話明かす 「こんな曲がヒットするわきゃない」
歌手の布施明(70)が11日放送のTBS系「サワコの朝」に出演し、代表曲「シクラメンのかほり」について、当初は「こんな曲がヒットするわきゃない」と思っていたことを打ち明けた。
布施は当時、音楽の基礎を学ばないまま歌手になったことを後悔しており、「最低1年間くらい休ませてくれたら、ちゃんと勉強し直します」と、所属事務所に休業を訴えていたという。
事務所からは「あと2曲をやってダメだったら」と条件をつけられ、作者のシンガー・ソングライター、小椋佳が書いてきた2曲目が「シクラメンのかほり」だった。
曲調が「ちょっとフォークっぽくって、それもずいぶん、数年前の感じだった」ため、布施は「こんな曲がヒットするわきゃない。これでお休みいただきだな」とほくそ笑んだが、意に反して日本レコード大賞を獲得する特大ヒットに。
栄冠に輝いた布施だが、休みが「これで遠のくなあ」と思ったことを告白していた。