ナジャ、東国原、リンゴが猛批判 杉田議員の「LGBT生産性ない」主張に

 雑誌への寄稿でLGBTは生産性がないなどと主張して炎上した自民党の杉田水脈衆院議員に対して、11日放送のカンテレ「胸いっぱいサミット!」で、ドラァグクイーンのナジャ・グランディーバや、衆院同期で現タレントの東国原英夫、MCのハイヒール・リンゴら出演者から批判が噴出した。

 ナジャは「こんな発言している時点で杉田議員は政治家失格やわ!」と猛クレーム。

 「LGBTみたいなものを理解できない人はずっといると思うんです。今後もね。でも、思ってても、言わんでエエと思うんですよね」とたしなめ、「同性愛が不幸だってこと自体、同性愛とかLGBTのことを全く分かっていなくって(中略)不幸な人と思うてる時点で間違えてる」と、杉田氏の認識不足を指摘した。

 上西小百合氏や杉田氏と共に2012年衆院選で日本維新の会の同期当選だった東国原は、杉田氏の応援演説に行った当時を振り返り「しおらしかった。非常に変わった」と嘆息。「自民党さんは性差別をなくしましょうっていうのが全体的な政策なのに、その自民党員がこれを言っていいのか」と批判した。

 不妊治療を受けていたが子供を授からなかった司会のハイヒール・リンゴも「税金、こんなん言うんだったら払わんといたろうかな思いますもんね。生産性がなくて税金使ってくれないのなら」と猛反発。タレントの遙洋子やキングコングの梶原雄太も杉田氏を批判した。

 これに対し、デヴィ夫人は「政治家としては言ってもいいと思いますよ」「生産性ないわよ。だって子供産めないじゃないですか。ほとんどのカップルは養子養女迎えてないから、生産性ないっていう、これも正しいと思う」「子供作らないっていうのは生産性ないじゃないですか」などと、杉田議員を擁護していた。

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