中山優馬 中村雅俊と伝説の名曲、43歳差デュエット

 俳優の中山優馬(24)が11日、東京・新宿の紀伊國屋サザンシアターで、音楽劇「ローリング・ソング」(9月2日まで)の初日公演を行い、俳優・中村雅俊(67)と43歳差デュエットを披露した。

 舞台は中山、中村、ロックバンド・SOPHIAのボーカル・松岡充(46)のトリプル主演。中山はバンドマンとして夢を追う青年を、中村は結婚詐欺師を演じている。

 劇中で2人は、中村が1975年に故・松田優作さんと共演した日本テレビ系ドラマ「俺たちの勲章」の劇中歌としてインストゥルメンタルで用いられた「あゝ青春」を一緒に歌唱。43年前の名曲を、43歳差の2人が披露した。

 役の上では、中村から歌についてのアドバイスを受けているが、実際に歌っている姿は、テレビでしか見たことがなかったという中山。「隣で歌わせていただいているのは、すごい不思議な感覚ですね」と興奮気味だった。

 一方の中村も「久しぶりに(『あゝ青春』を)歌ったんですけど、いい曲というのは時の流れが関係ないと、実感として思った。今まで歌っていたのとちょっと違って、詞も素晴らしいなと、今回改めて感じました」と思いを新たにしていた。

 同曲はアルバム収録曲で、当初はシングルカットはされず、99年発売のシングル「哀しい人」のカップリングに再録版が収められている。ファンの中では“伝説の名曲”として人気が高く、舞台の脚本を書き下ろした演出家の鴻上尚史氏(59)も同曲のファンだったことで起用が決まった。

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