和歌山で赤ちゃんパンダ誕生 アドベンチャーワールド最小の75グラム

雌のジャイアントパンダの赤ちゃん=15日、和歌山県白浜町(アドベンチャーワールド提供)
14日夜に生まれた雌のジャイアントパンダの赤ちゃんと母の良浜=和歌山県白浜町(アドベンチャーワールド提供)
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 和歌山県の「アドベンチャーワールド」で、14日にジャイアントパンダのメスの赤ちゃんが誕生したことが15日、同園の公式HPで発表された。

 14日午後10時32分に誕生したといい、パパの永明と、ママの良浜との間で2年ぶりに誕生した。出生時体重はわずか75グラム。「体が小さく自力で母乳を吸うことが出来ず、現在、保育器でスタッフが懸命に授乳のサポートを行い、赤ちゃんの健康状態を見守っています」と記されている。

 アドベンチャーワールドではこれまで15頭の赤ちゃんパンダが誕生しており、今回が16頭目。75グラムでの誕生は、同園で最も小さく産まれた赤ちゃんパンダになる。これまでは06年に生まれた明浜(めいひん)で、84グラムが最も小さかった。

 これで永明は15頭の父親に、良浜は9頭の母親になった。

 今年4月に自然交配が確認され、7月下旬に良浜の竹の摂餌量の低下、睡眠時間の増加といった妊娠の徴候があったことから、同園ではパンダの妊娠の可能性を発表。8月下旬に出産の可能性があるとしていた。

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