阿波踊り渦中の徳島市長、直談判でバイキング生出演 「甘い蜜」本当なら「市長辞める」
阿波踊り開催問題で揺れる徳島市の遠藤彰良市長が15日、フジテレビ系「バイキング」に直談判で生出演を果たし、徳島新聞と市長が「甘い蜜を吸っている」などと報じられたことに「それが本当なら市長を辞める」と断言した。
番組では遠藤市長が緊急生出演。この日も阿波踊りは開催予定だが、坂上忍から「今日もありますよね?こんなお忙しい中…」と聞くと「実はバイキングですって取材に来られたんで、『出してよ』って言ったらどうぞと。すごい番組だなと」「出して下さいといったが、まさか『うん』というとは」と、直訴が通ったことに驚きの表情。
坂上は「この番組、そこらへんはゆるゆるなんで」というと、遠藤市長は、前回、「バイキング」で阿波踊り問題を取り上げた際のおぎやはぎの小木博明の発言に引っかかりを覚えていると発言。「やっていることで批判をされるのは当たり前だと思っているが、前回話題になったのは、私と徳島新聞社が甘い蜜を吸っていると小木さん、仰いましたよね?」と小木に確認した。
小木は「悪代官に見えますからねえ」と悪びれずに言うと「小木さんたちが仰っていた元々の知識というのが、(週刊現代記者の)小川(匡則)さん情報だと」と、この日一緒に出演した小川記者の名前を挙げ「それが本当だったら市長辞めますので。なぜそこまで言うか、その根拠を聞きたい」と辞職も辞さずの構え。「家で見ていても、それ違うと言えませんから。こんな間違って放送されて、ボロボロに言われても何もできない」と強く訴えていた。