アレサ・フランクリンさん 12歳で最初の出産…波乱の私生活

 死去したアレサ・フランクリンさん(ゲッティ=共同)
 米ニューヨークのマディソンスクエアガーデンでのコンサートで熱唱するアレサ・フランクリンさん=1968年6月(ゲッティ=共同)
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 「ソウルの女王」と呼ばれた米音楽界を代表する黒人女性歌手、アレサ・フランクリンさんが16日午前9時50分、ミシガン州デトロイトの自宅で、膵臓(すいぞう)がんのため死去した。76歳だった。USAトゥデーなど米メディアが一斉に報じた。家族に見守られた最期だったという。

 1942年、テネシー州メンフィス生まれ。グラミー賞受賞は18回。女性アーティストとして初めて「ロックの殿堂」入りを果たした。

 アレサは波乱の生涯でも知られた。12歳の時に最初の子供(男児)を産み、14歳で別の男性との間に第2子(次男)を出産。シングルマザーとして2人を育てていたが、1960年代にニューヨークに移ることになり、祖母に2人の子供を預けた。

 生涯で2度結婚し、4人の男性との間に4人の息子がいる。

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