橋下徹氏 逃走事件で弁護士会を批判「ボクシング連盟と同じ」
前大阪市長で弁護士の橋下徹氏が18日、カンテレ「胸いっぱいサミット!」に出演。大阪府警富田林署に勾留中の無職・樋田淳也容疑者(30)が弁護士との接見後に逃走した事件について、「弁護士会が悪い。日大と(日本)ボクシング連盟の問題と同じ」と弁護士、弁護士会の対応を批判した。
今回は警察の接見室の管理を含めたずさんな管理体制が問題視されており、橋下氏は、自身が2011年まで大阪府知事、15年まで大阪市長を務めたことから、「僕にも管理責任がある。あんまり僕も人のこと言えないんです」と断った上で、コメントした。
弁護士との接見を終える際、樋田容疑者が「自分で終了したと伝えるので、署員に伝えなくていい」との趣旨の話をしていたとされるが、弁護士が署員に接見終了を伝えずに、接見室を出たことについて「弁護士が(署員に)終わった、と絶対言わないといけない」ときっぱり。
弁護士側が今回の件を受け、記者会見などを開いていないことに「弁護士の責任なのに、弁護士会会長も(表に)出てこないし、弁護士も会見しないし。弁護士会が守ってる。(日本)ボクシング連盟と同じ。こういう時は弁護士会が一致団結して、警察に協力しないようになるんです。大問題です!日大(アメフット)と(日本)ボクシング連盟の問題と同じ。一番、弁護士会が悪い」とぶった斬った。