吉川晃司 ボランティア活動について持論…「人それぞれ思う形は違う」
歌手・吉川晃司(53)が、自身のモバイル会員向けサイトにおいて、ボランティアに対する持論を明かしていたことが19日、分かった。吉川は最近、西日本豪雨の被災地に足を運びボランティア活動に参加していた。そのことを一切公表していなかったことから、活動ぶりや目撃情報がネット上で映像とともに取り上げられ「男らしい!」「公表しているほかの芸能人と違う」などと話題となっていた。
持論の展開はそんな状況を受けてのこと。15日付で同サイトに寄せたコメントは「なんか騒がしいぞ~。」で始まり「ボランティアって、マスコミ同伴で炊き出しするもよしじゃない?被災地の状況を発信しながら関わるもよしじゃない?人それぞれ思う形は違うしね」と語っている。
配信したコメントは吉川らしい言葉で表現しており、ボランティアはいろいろな形があって当然で、あくまで人を助ける行為が大事であり、公表するしないに善悪はないとの考えを示したようだ。
コメントでは、自身が公表しないスタンスを取ることについても明かしている。ボランティア活動は日ごろ体を鍛えていることと同様で、自分が体を動かすことで誰かに喜んでもらい、生産性があれば願ったりかなったりの考えとのこと。そのため「ぶっちゃけ日帰りで通える距離ならば、冗談抜きで毎日だってね。。。ありなのですよ。チャンスがあればまた行きたいから黙っている部分もある!」と、何度も足を運んで役に立ちたいが、有名人との立場から混乱などを招かないことを考慮し黙っているようだ。
吉川は、2011年3月に発生した東日本大震災の際も被災地入り。道端でテント生活を送りながらボランティア活動に従事した。自ら軽トラックを運転し、自転車や徒歩の人を乗せて峠道の移動を手伝った。その際も自ら公表することはなかった。